【水草アクアリウムを目指そう!!】


熱帯魚の飼育に華を添えてくれる存在が【水草】ですよね! 
水草には本当にたくさんの種類があります。大きいものから小さいもの、緑のものや赤色のものなど、水草を入れてあげるだけで水槽の雰囲気がガラッと変わります。

水草の世界も非常に奥が深く、熱帯魚を飼わずに水草だけで構成された【水草水槽】と呼ばれるジャンルまであるほどです。ここでは、そこまで奥深く追求せずに初心者の方でも気軽に植えることのできる水草を中心に紹介していきたいと思います。


【水草を育てるための準備】

『水草』を育てるためには、いくつか準備しなくてはいけないものがあります。
熱帯魚を飼っている・飼おうとしているなら【水槽】【ヒーター】【ろ過システム】の三点は持っていると思います。

水草を育成するためには、この他にも【底砂】【照明】が必要となります。 また、水草の種類によっては【二酸化炭素供給システム】が必要になってくる場合もあります。

底砂

底砂

熱帯魚の飼育だけに限って言えば、底砂は不要です。
でも、水草を育てるとなると、やはり底砂は必要です。つきつめて言えば、底砂がなくてもポット苗のようなもので育てることもできなくもないですが…

底砂として使用されるソイルの中には水草育成のための肥料が含まれている種類も多く販売されています。もちろん田砂や大磯砂などの底砂でも水草を育てることができるので、自分の水槽にあった底砂を選びましょう。

『底砂について』はこちら

照明器具

照明器具

水草も陸上の植物同様、光によって光合成を行うので照明を用意してあげましょう。 
種類としては、蛍光灯かメタハラ(メタルハライドランプ)などが良く、LEDだと水草の成長に必要な光の波長が少ないため育ちが悪い、と言われることもあります。ただし、最近では『水草育成に適したLED』もたくさん販売されているので、きちんと選べば問題ないと私は思います。

心配な人は蛍光灯かメタハラなどの水草育成に適していると言われる照明を用意することをオススメします。ただし、メタハラの場合は光量は高いのですが、照明によって水温が上昇してしまうこともあるので注意しましょう。ちなみに、水草の中には『モス類』などのように光を必要としない陰性植物もあります。

『照明と熱帯魚・水草との関係』はこちら

二酸化炭素システム

CO2システム

二酸化炭素の添加システムは、あればベター程度です。
中級者~上級者向けの水草には二酸化炭素の添加が必要不可欠な種類も多く、初心者向けの水草でも二酸化炭素の添加をきちんと行えば、もっと簡単にグングン育てることができるようになりますが、水草に対してあまりに多すぎる二酸化炭素を添加したり、光合成を行わない夜間等に添加をしすぎると、熱帯魚の酸欠につながる恐れがあります。

初心者向けの水草の場合はどうしても必要なわけではないので「あればなお良い」ぐらいで考えて、もし慣れてきて『もうちょっと本格的に水草を育てたい!』となったときに用意するぐらいで良いと思います。

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